こんにちわ!主婦ねこのこなつです!
コロナ禍での日常生活、毎日の必需品になっているのがマスクですね。最近は、経済的な面も考慮して布マスクを使っている人も多いと思います。黒とかグレーとか、色が付いたものを使っている人も多いとですが、白系を使っている人もいるでしょう。マスクに限らず、白系のシャツやブラウス、子供の体操服は、汚れが目立ちます。特に、食事の時のしょう油やカレーなどのシミに、「やっちゃったー💦」って思ったこと、ありますよね?そんなシミを、しょう油、カレー、油性ペンのシミを例にとってナチュラルクリーニングで落とせるかやってみました!
ナチュラルクリーニングと言えば、人や環境にやさしい自然由来の素材を使うことで知られていますね!
今回、ナチュラルクリーニングの自然由来のクリーナーは、重曹、過炭酸ナトリウム、消毒用エタノール(アルコール)を使います。
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シミの種類
シミは、3種類に分かれています。水溶性・脂溶性・不溶性です。
家庭での染み抜きは、水溶性と脂溶性と不溶性の一部で、なおかつ、衣類の素材が綿や麻といった「植物性の繊維」やポリエステルなどの「化学繊維」が可能です。不溶性のシミやウールなどの「動物性の繊維」は、難易度が高いので、シミや汚れのひどい時は無理せずに、クリーニング店におまかせすることをおすすめします。
それでは、それぞれ説明していきます。
水溶性
(性質)
- 水に溶ける性質をもつシミのことです。
(原因)
- しょう油、コーヒー、ワイン、ジュース、ソースなど
- 水性ペン、絵の具など
(対処法)
このシミは水に溶けるので、シミがついてすぐであれば、水だけでもだいぶ薄くなります。基本的には、水と台所用中性洗剤を使ってシミを抜きます。
脂溶性
(性質)
- 油に溶ける性をもつシミのことです。
(原因)
- カレー、チョコレート、アイスクリーム、ドレッシング、ミートソースなど
- 口紅、ファンデーションなど
- 油性ペンなど
(対処法)
- カレーのような水溶性と脂溶性が混ざった食べこぼしのシミは、台所用中性洗剤と重曹で対処します。まだシミが気になるなら、酸素系漂白剤の過炭酸ナトリウムで漂白します。
- 口紅やファンデーションは、クレンジングオイルでシミを浮かせた後、台所用中性洗剤で落とします。
- 油性ペンは、インクの色素が「溶剤」と「定着剤」に混ざって作られています。「溶剤」とは、何に溶けているかということですが、油性ペンは、「溶剤」に油を使っています。この油は、アルコール(消毒用エタノール、無水エタノール、除光液)に溶けますので、これで対処します。
不溶性
(性質)
- 水にも油にも溶けないシミのことです。
(原因)
- 泥、土、墨汁、鉄サビなど
(対処法)
- 泥や土の汚れは、水で土を洗い流して、洗濯用石けんをこすりつけ、よく泡立てて洗い落とします。
- 墨汁は、ご飯粒をこすりつけて落とし、鉄サビはクエン酸やサビ取り剤で落とすようですが、手に負えないときはクリーニング店におまかせしましょう。
今回は、水溶性と脂溶性のようなよくあるシミを落としてみるね!
墨汁って、ご飯粒で落とせるなんて知らなかった😃😃😃
シミを落とそう!~重曹・過炭酸ナトリウム・アルコール・・・~
今回、日常的によくある状況を想定して、生地は
↓
を使いました。また、シミがついてから一日経過しています。
しょう油のシミ
まず、シミを見て下さい。
左は体操服、真ん中はワイシャツ、右はマスクです。
シミを落とすための用意をします。
(用意するもの)
- あて布・・・・・・・適量
- ハブラシ・・・・・・1~2本
- 台所用中性洗剤・・・適量
- 過炭酸ナトリウム・・適量
*中性洗剤で落ちない時、過炭酸ナトリウムを漂白剤として使います。
(やり方)
① あて布の上に、シミのある部分を下にして置く
*体操服でやってみます。
② シミに、中性洗剤をたらす
③ ハブラシでシミの部分を、トントンとたたく
*この時、シミが広がらないように、シミの輪郭の外側から内側に向かうようにします。
④ シミの原因のしょう油が、下のあて布に移っているか確認してみる
*あて布に移ったしょう油が、衣類に戻らないように、たまにあて布をずらしてやります。
⑤ ぬるま湯ですすいで、シミがどれだけ落ちているか見る
*まだ、シミが残るようなら、①~⑤を繰り返します。2,3回繰り返して、シミが残るようなら、過炭酸ナトリウムを使って漂白します。
⑥ 完了
*今回は、中性洗剤だけで落ちたので過炭酸ナトリウムは使いません。
before
左は体操服、真ん中はワイシャツ、右はマスク。
↓
after
マスクは、若干薄くシミがのこっていますが、ほぼ気づかないレベルです。
キレイになったよ!
水溶性の汚れは、比較的落としやすいのかな🤔🤔🤔
カレーのシミ
まず、シミを見て下さい。
左は体操服、真ん中はワイシャツ、右はマスク。
(用意するもの)
- あて布・・・・・・・適量
- ハブラシ・・・・・・1~2本
- 台所用中性洗剤・・・適量
- 重曹・・・・・・・・適量
- 過炭酸ナトリウム・・適量
(やり方)
① あて布の上に、シミのある部分を下にして置く
② 中性洗剤を適量たらし、さらにその上から少量の重曹をのせる
③ ハブラシでやさしく、たたいたりみがいたりする
*シミが広がらないように、シミの輪郭の外側から内側に向かって、小刻みにたたいたりみがいたりします。
重曹は、弱酸性の性質を持ち、酸性の油汚れを中和して溶かす作用があります。また、粒子が細かいので、生地を傷めないやわらかいクレンザーとしての効果もあります。
↓
*過去記事です。合わせてどうぞ。
④ たまにあて布をずらす
⑤ ぬるま湯ですすぐ
*シミが残るようなら、①~⑤を何度か繰り返します。それでも、シミが残るなら過炭酸ナトリウムで漂白します。
⑥ 過炭酸ナトリウムで漂白する
*過炭酸ナトリウムを 決まった希釈倍率で、60℃のお湯で薄めます。一時間、漬けました。
私は、150mlの60℃のお湯に、1g程度の過炭酸ナトリウムを薄めました。(決まった希釈倍率)効果が出ない場合、これは自己責任になってしまいますが、もう少し過炭酸ナトリウムを足してみても・・・
60℃のお湯は、ポイントだよ!
過炭酸ナトリウムが効果を発揮する温度なんだよ!
最終的に使った過炭酸ナトリウムは、漂白剤の一種です。人や環境にやさしい酸素系の粉末です。
↓
これは、過去記事です。よろしければ、合わせてどうぞ!
⑦ 完了
before
左は体操服、真ん中はワイシャツ、右はマスク
↓
after
マスクは、シミがだいぶ残ってしまいました。
マスク以外は、キレイになったね!
油性ペンのシミ
まず、シミを見て下さい。
(用意するもの)
除光液は、アセトンという成分が多く含まれていて、樹脂や油を溶かすことができます。自然界にあるもので、人体でも生成される物質でもあり、少量なら害はないようですが、多量であったり濃度が高いと、皮膚に触れた時、皮脂を除去しすぎて乾燥します。匂いもキツイですので、気分も害するかもしれません。使いすぎには、注意したいものです。
消毒用エタノールや無水エタノールは、アルコールの一種です。アルコール濃度が高いのが、無水エタノールでお値段が少々お高めです。なので今回は、消毒用エタノールを使います。アルコールは、除菌・抗菌の効果があり、ナチュラルクリーニングではよく使われる自然由来のクリーナーです。
(やり方)
① あて布の上に、シミのある部分を下にして置く
② 消毒用エタノールを適量、たらす
早くも、油性ペンのシミがにじんできます。
③ ハブラシの柄で、トントンたたく
あて布に、油性ペンのシミが移動しています。シミが衣類に戻らないように、あて布をずらしながらやります。繰り返して、これ以上落ちないと思ったら、除光液を使います。あくまでも、落ちなかったらということで。。
④ 除光液をたらす
何度か繰り返して、あて布にシミが移っているか確かめます。
⑤ 完了
少し、シミは残っていますがはじめに比べれば、だいぶキレイになりましたね。
before
左は体操服、真ん中はワイシャツ、右はマスク
↓
after
だいぶキレイになったと思います。マスクは、少し汚れが残ってるように思いますが・・・
油性ペンのシミは、意外にもよく落ちるんだね🤗🤗🤗
アルコールや除光液をたらした時の変化が、分かりやすい。
染み抜きが終わったら、いつも通りの洗濯をしましょう!
まとめ
どうでしたか?キレイになりましたかね?若干、汚れが気になるものもありましたが、だいたい落とせたと思います。でも、シミを抜くのは、地味に大変な作業です。シミをつけない工夫が大事ですね!では、また~!
番外編~魔法水⁉~
試してませんが、シミ抜きに「魔法水」なるものが有効という説あり。
茨城県のとあるクリーニング店のオーナーが研究の結果、自宅でも作れる「魔法水」のレシピをあみだしたのだとか。もし、よろしければ参考までにどうぞ!
私も、後で試そうかなぁ!🤗🤗🤗
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