こんにちわ!主婦ねこのこなつです!
新年、明けましておめでとうございます。
2021年に入りまして、やっと更新いたします。今年もマイペースに更新しますので、よろしくお願いします。
今年初めのお話は、なんと「発酵食品が合わない⁉」です。
発酵食品をおすすめしているブログなのに、真逆な内容なんですよー(;'∀')どうしてかっていうとですねー、私の仕事場でたまたま発酵食品の話になった時に、「体に合わない」っていう人がいたんですね。逆に、お腹の張りが気になってしまうという。
私は、発酵食品は誰にとっても体に良いものと思っていたので、どうゆうことなのかなと、その後調べてみました。そうしたら、合わない理由が分かってきました。
こんにちは^o^!長女のY子です。絵を描くのが趣味です。
こんにちは!次女のA子です。暇があれば、絵を描いてます😊
こんにちは~!末っ子長男のS郎です!野球やってます。⚾
こんにちは!パパのこな夫です。😅魚を切るのが得意です。よろしくです。
発酵食品で、どんな不調が起こる?
発酵食品を「万能な食べる薬」とまで思い込んでいた私ですが、体に合わない人がいると知り、無知な自分を知りました・・・。ちょっと、ショックでした。
*(でも、腸に問題がない人は、これまで通りに体に良いものとして取り入れて大丈夫です。)
どうも、発酵食品や食物繊維の多い野菜を食べると、お腹の調子を崩してしまう人がいるらしいのです。具体的に、どんな不調が起こるのかといいますと、
- 下痢と便秘の繰り返し
- お腹の張り
- げっぷ
- おならの多発
- 排便後の残便感
- 吐き気
など
このような症状です。これらを改善しようと、自己流で、腸によいと言われる発酵食品や食物繊維の多い野菜を、積極的に摂取し、さらに胃腸の調子が悪くなるという悪循環に陥っている人が、近年急増しているようなんです。そして、怖い病気を疑って、いざ病院で検査しても異常は見つからず・・・。
実はコレ、過敏性腸症候群(IBS)という病気かもしれません。さらに、そのほとんどが小腸内細菌異常増殖(SIBO)という病気が関係している可能性があるようなのです。
小腸内細菌異常増殖(SIBO)?難しそう・・・😫
発酵食品が”合わない”原因は?
過敏性腸症候群(IBS)
(どんな病気?)
過敏性腸症候群(IBS)というのは、大腸の病気です。腫瘍や症状の原因となる病気がないのに、下痢や便秘を繰り返したり、お腹の不調が続く病気です。
罹りやすい人は、
- まじめな人
- 内向的で気が弱い人
- 20代の若い女性
- 働き盛りの人
- うつ症状がある人
と言われています。
また、症状が出やすい時としては、
- 出社中
- 登校中
- 仕事中、会議中
- 授業中、テスト中
といったように、緊張状態が続く時です。
まじめな頑張り屋さんほど、仕事中や授業中に、お腹の不調に悩まされているなんて、かわいそうですね💦
苦労してるんだなぁ😥
そういう人もいるってことだよ!
(原因は?)
これは、ストレスが最大の原因だと言われています。
しかし他にも原因があって、
もあるようです。
この原因の一つである「過剰な腸の働き」では、発酵食品や食物繊維の多い野菜といった、これまで体に良いとされてきた食品を摂ることで、さらに症状が悪化すると言うのです。
突然ですが、FODMAP(フォドマップ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
私は、調べるまでは「何の地図なのかな?」とMAP(マップ)なだけに、思いましたよね(笑) これは、小腸で吸収されにくい4つの糖質を意味しています。
これは、
- F ➡ 発酵性の
- O ➡ オリゴ糖
- D ➡ 二糖類
- M ➡ 単糖類
- A ➡ AND
- P ➡ ポリオール
という意味で、さらに詳しくは
ということです。
このFODMAP食品は、「発酵性が高い」や「低分子」などを基準にして、”高FODMAP”や”低FODMAP”という言い方で区分されています。高FODMAPほど、IBSの症状を引き起こしやすいということです。
実は、発酵食品や食物繊維の多い野菜の中にも、この”高FODMAP”に該当してしまう食品があります。それが、納豆やヨーグルト、キムチ。また、ゴボウやにら、アスパラガスなどです。これらが、小腸で吸収されにくいため、小腸に残存した時に濃度を薄めるために、水分が小腸内に引き込まれ(過剰な腸の働き)、それにより下痢や便秘の繰り返しや、お腹の張りなどのお腹の不調が起こるのです。
みんながみんな、FODMAP食品が合わないわけではないと思います。そういう人もいるということです。ただ、合わない人は食べないことを心掛ける必要があります。命に関わる重大な病気ではなくても、毎日の生活に支障をきたすのでは、どんなに体に良い食品でも精神的に辛いだけですからね。オーストラリアのモナッシュ大学が、低FODMAP食という食事法を提唱しています。
FODMAPだって。初めて聞いたよ🤔
少しでも、食べて不調をきたす人は気をつけてね!そうじゃない人は、体にいいので食べましょう!
小腸細菌増殖症候群(SIBO)
発酵食品が”合わない”原因が、小腸細菌増殖症候群(SIBO)にあるという人もいるかもしれません。
私も調べるまで、その病気の存在を知りませんでしたけど・・・。
(どんな病気?)
SIBOは、(シーボ)と読みます。近年では、過敏性腸症候群(IBS)の症状のある人の20~80%がSIBOと診断されているようです。聞きなれない病名ですが、2016年に過敏性腸症候群(IBS)の世界診断基準の一つであるローマ準Ⅳで、
- 大腸辺りの腹痛のみ
↓
- お腹の不調(お腹の張り、おならの多発など)
↓
小腸細菌増殖症候群(SIBO)
と診断することになったようです。
SIBOは、小腸の病気です。腸管内に、ガスが過剰発生することで、お腹の張りやおならの多発、下痢や腹痛といった症状をもたらします。はっきり言って、過敏性腸症候群(IBS)とほとんど同じです。大腸で起きるか、小腸で起きるかの違いなだけで・・・。
(原因は?)
いろんな要因が考えられ、特定するのは困難とされています。しかし、確かなことは、小腸内で腸内細菌が異常繁殖し、小腸に運ばれてきた栄養素を吸収する前に分解してしまうので、そこで水素ガスやメタンガスが生じ、お腹の張りやおならの多発などの不調をもたらしているということです。
もともと、腸内細菌は大腸に100兆個以上に対し、小腸に一万個程という割合で存在していると言います。ふつう小腸は、栄養素を吸収する臓器なので、腸内細菌は大腸ほどいません。それじゃぁ、どうして小腸に異常繁殖してしまうのでしょうか?
理由は、
- 小腸のぜん動運動の低下
- 過剰な”腸活”による腸内フローラの異常繁殖
によって、小腸に本来いるはずのない腸内細菌がせり上がってきて、小腸で異常繁殖したことにあります。
このSIBOをさらに悪化させるのが、FODMAPです。なかでも、高FODMAPに該当してしまう一部の発酵食品や食物繊維の豊富な野菜。また他にも、オリゴ糖や一部の果物はも含まれ、これまでの常識では腸内フローラを活性化させるために、よかれと思ってたべてきたものばかりです。
それが、SIBOの状況下で、小腸に異常繁殖した腸内細菌をさらに活性化したら・・・💦悪化の一途を辿るのみですね。😑😑😑
”過ぎたるは猶及ばざるが如し”かな⁉何事も、バランスが大事だな。
バランス良く、食べよう。発酵食品も食物繊維も、食べ過ぎずほどほどがいいね🤗🤗🤗
対策として
一部の発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチなど)や食物繊維の豊富な野菜(ゴボウ、にら、アスパラガスなど)、その他オリゴ糖やキシリトールガムなどを少しでも食べて、お腹の不調が起きてしまう人は、まずは病院に行きましょう。とにかく、重大な病気があるかどうかは確認しておきたいですよね。現在、コロナ禍で大変ですけど。
そこで、過敏性腸症候群(IBS)や小腸細菌増殖症候群(SIBO)という診断をもし受けたら、治療していけばいいですね。ただ、何も異常が見つからないという場合、それでも食べる食品によって、お腹の症状が引き続いたり、悪化するようなら、やはりIBSやSIBOが原因なのかもしれません。そんな時、何を食べて症状が悪化するのか、改善するのかを知る手がかりとして、こういった著書も出版されています。
↓
まとめ
これまで体に良いと信じて疑わなかった発酵食品が、必ずしもそうではないということを知りました。そのうらには、過敏性腸症候群や小腸細菌増殖症候群といった病気が隠れている可能性があるということも分かりました。
外見や性格と同じに、体質も好みも人それぞれ。「発酵食品が誰にとっても体に良い」という常識は、ひっくり返りました。何でも、バランスが大事。過ぎたるは猶及ばざるが如し。
それでも、発酵食品があるから今日の健康がある私たちです。これからも、発酵食品推しでいきます。
過敏性腸症候群などお腹の不調を改善する食事・寝る前の習慣とは? 納豆やヨーグルトはお腹に良くない? | FASHION BOX
「おなかの弱い人」に伝えたい食事と体の関係 | 幻冬舎plus | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
小腸内に細菌が異常に増殖するSIBO(小腸内細菌異常増殖症)の症状とは?医師が解説します。 | CLINIC FOR
小腸細菌増殖症候群(SIBO)とは? | 過敏性腸症候群(IBS)スッキリプロジェクト
*参考にさせていただきました。ありがとうございました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。